アップリュウ
雪時雨が冷たく頬を 伝う
とある初雪の日、
親戚のリンゴ捥ぎの手伝いをしてきました。 📯
晩秋から初冬へと僅かに色を残した真人山は
霧や雲をまとうミニ鳥海山風になっていました。
そして、 雪化粧をした金華山など、
梯子の上に登るとまるでドローンビューのように
気持ち良く見渡せます。
たわわに実った粒達は、白やグレーの時雨模様に
より深い赤で映えていました。
今年のリンゴの出来具合はどうなんでしょうか。
まだ色が浅いものもあるようですが
赤いものは大きく粒ぞろいのような気がします。(素人ながら)
「3日手伝えば、親戚4軒に送ってやるよ!」
と叔母にはっぱをかけられる^0^:
今年は家族や親戚も増えたので送るところいっぱい、
頑張らねば^0^✊
とはいえ、この叔母と従弟にはいつもお世話になっているので
この手伝いもほとんどボランティアのつもりですけどね。
さらにリンゴ園の中へと作業を進めていくと、
この園の主のような奇木が現れました。
樹齢もかなりになりそうで、
積雪に耐え忍んで横へ横へと
地を這うように幹を伸ばしています。
その木肌は、 まるで山の一部を切り取ったような
岩場さながら。
リンゴの木の上とは思えない小宇宙が広がっていました。
リンゴの木にスギゴケ。
山登りでもほぼ同じような写真を狙う時があります。
まるで大自然、
山に登らずもちょっとワクワク感あります。
それで、
その大自然を彷彿させる木肌の持ち主の正体は?
まるで巨大な竜が地を這っているような、
そのリンゴ園の主は?
アップルドラゴン 📯
略して
アップリュウ (笑)
滑って梯子から落ちそうですた (;^_^A。
画竜点睛を欠く
ということわざがあります。
接ぎ木の技術や枝はらいなど長年端正に育てて、
ほぼ熟成されていたこのアップリュウに
林檎を咥えさせてみました。
先代から受け継がれほぼ完成されていた作品に、
さらに精を吹きこみ、生きた作品に仕上げた
ちょこっと達成感に浸っています。
🙇
泥んこになりながらのリンゴ捥ぎ、
真人山も赤く焼けるころ、
自分のほっぺもカッペタンのように赤くなっていました。
林檎焼け?
もうすぐ真っ白になるリンゴ園、
つかの間の収穫の楽しさをいただいてきました。
ヨシッ!この冬は、
アップリュウとペクチンパワーで
頑張るぞ!!
ゴトウリュウでした ^0^¥78。