火振りかまくら
先日、秋田市仁井田地区の伝統行事「火振りかまくら」の行事に参加してきました。
ここ2年程はコロナの影響で実施を見合わせていたそうですが、今年は振興会の理事のみで行事を実施することになったのです。
来場者はお焚き上げをする正月飾りやお守りなどを持参して見学するだけにとどめています。
木で作った骨組みにあらかじめ保管してあった稲わらを掛けて「かまくら」と呼ばれる小屋を作ります。
その中に藁を敷き詰めて、お預かりした正月飾りなどを中にいれます。
これが完成した「かまくら」です。
ベテランの方々が経験をもとに作り上げました。
立派なものですね。
そして、篝火用の木材を設置し、神事の準備も進めます。
夕方になり薄暗くなったあたりで篝火を灯していきます。
だいぶ雰囲気が出てきましたね。
そして、泥んこの中、神主さんは長靴を履いて神事を執り行っています。
神事が滞りなく終了した後、かまくらに火を付けます。
乾燥した稲わらは一気に燃え広がり、雰囲気がMAXになります。
あらかじめ決めていた火振りをする担当役員が藁に火をつけて
自分の体の周りをぐるぐると回していきます。
無病息災、五穀豊穣などを祈りながら回すのだそうです。
燃え盛る藁を回すのですから、身体に触れると大火傷を負いかねません。
きっと慎重に回すのだろうと思って見ていたら、特にそんな気配もなく、
適当に火をつけて適当に回して、適当に終わっていました。
さすがベテランの回し手です。
20本ほど回し終えたころには、かまくらは跡形もなく燃え尽き、
最終的に消防団の人が確実な消火活動をして終了です。
事故もなくあっという間に伝統行事「火振りかまくら」は終了しました。
今年は雪が少なかったため、泥んこになりながらの参加でした。
来年は田んぼにだけ雪が積もっていることを願いながら帰路につきました。
秋田営業所の池田でした。
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