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百花繚乱 鳥海山

2024-07-21
鳥海山鉾立登山口、
 
一般の観光客と登山者で賑わう
 
通称象潟口です。
 
「ごみを捨てないで」
 
お坊さんの言葉が安全祈願をしてくれています。
 
 
登り始めて展望台から、
 
奈曽渓谷の向こうに頂上が聳えています。
 
さあ、頂上まで登りきることができるか、
 
そんなに気合を入れずにスタートです。
 
 
 
賽の河原付近まで来るとニッコウキスゲの黄色と
 
コバイケイソウの白が青空に映えていました。
 
最高の登山日和です。
 
 
 
雪解け水の池のほとりには、
 
イワイチョウがよく似合います。
 
 
割と足運びが順調で、
 
御浜まであっというまの感じで来ました。
 

 
鳥海湖の雪はすっかり消えて、
 
夏の花々が登山道を覆っています。
 
 
チングルマの綿毛がキラキラと
 
朝日を浴びる向うに頂上がはっきりと浮かんでいます。
 
心なしか秋の気配を感じます。
 
春夏秋が鳥海の山肌を駆け上がっているようです。
 
 
 
 
 
 
御田ヶ原から扇子森、
 
正面の八丁坂を登り七五三掛(しめかけ)から
 
外輪山を反時計回りに眺めると最高峰新山頂上です。
 
この下り坂のところに登山者を入れると
 
鳥海登山の私の外せない風景になります。
 
加山雄三の「旅人よ♪」が聞こえてきます。
 
今回も一人の旅人が頂を目指す絵をいただきました。
 
 
 
 

七五三掛の大展望桟敷で

 小休止とおにぎり一個目をとりました。

左側には外輪山の延長に稲倉岳を見渡せます。

稲倉岳の向こうはいつもの日本海です。

いつもの釣り友達からここが見えるだろうか。

 

さあここからが、鳥海山の核心部へと入っていきます。

この日一番のワクワクが下りてきました。

七五三掛からカールへと巻いていきます。

 

 

 

千蛇谷カールです。

旅人はそれぞれの思いを背負って、

この千蛇谷へと降りていきます。

登るために降りる、降りるために登る。

この無情のくりかえし。旅

Mの世界ですね(笑)

涼風流れる雪渓をゆっくりと行く。

このコース最強の心臓破りの急登までの

つかの間の休息か。

 

 

そんな千蛇谷終盤、心臓が破れそうな中、

ありがとう、千蛇谷に咲くアオノツガザクラよ、

つかの間のシャッター休憩をもらい息を吹き返しました。

 

 

お疲れさんと自画自賛、

ここまで無事に登れたことに感謝し、

さらなる願いをのせ頂上へと向かいます。

 

愛媛県からのご一行と合流させていただき、

頂上まで少し案内させていただきました。

「百名山56座目、こんな頂上は初めてです。」

と愛媛の登山者。

そうですよね、這いつくばって上る頂上は

おそらく他の百名山にはないですよね。

あの槍ヶ岳だってしっかりと梯子が付いていますしね。

 

鳥海山新山頂上2,236m お疲れ山です。

ここ3年ばかり、海から恨めしげに眺めていた鳥海山ですが、

この日は頂上から にかほ市や由利本荘市方面を眺めました。

日本海と鳥海山頂上、

お互いに遠い存在ながらも深いつながりを感じます。

 

 

さあ、ガレ場をゆっくりとおりて、

新山から大雪渓を渡ります。

ここは一部万年雪です。

滑落の危険もあるのでしっかりステップを踏み、

場合によってはミニスキーのように登山靴で滑ります。

雪国出身者は得意かもしれませんが、

そうでない出身の方は怖いかもしれませんね。

7月中旬現在、

まだアイゼンがあったほうが安心ですね。

 

新山から大雪渓を渡り、鎖場を登り返し、

七高山(シチコウサン)頂上に到着です。

ここから、雄勝、湯沢、横手方面が見渡せます。

また、雄勝、湯沢、横手方面から眺めた場合、

一番高いとこのがこの場所になります。

まるでお月様と地球のような感覚ですね。

ここから見下ろす平野部が地球で、

平野部から見上げるここ頂上はお月様。

ホソイワベンケイやイハブクロ、

イワギキョウなどが咲き誇っている頂上(月面)を

下(地球)から思い浮かべるのもいと楽し、ですね。

 

 

 

外輪のナイフリッジには固有種チョウカイフスマなど

小さな花々が風に戦いでいます。

短い春夏を謳歌しています。

 

 

千蛇谷から大物忌神社に拝礼し、新山へのガレ場を

這いつくばって登って、七高山へと鎖場を登り、

行者岳~伏拝岳~そしてこの文珠岳と降りてきました。

足元にはヤマハハコが最盛期を迎えようとしています。

話は少しそれますが、

外輪を反時計周りに降りながらの写真を何枚もとる中で、

今回初めて発見しました。

七高山の下の岩が大仏様になっていることを。

わかりますか?

 

 

文珠岳から眺める鳥海湖と笙ヶ岳方面

今日は鳥海湖の南側に一旦降りて

湖畔を半分周回し、笙ケ岳方面へ上り返し、

賽の河原へ降りるコースをとる予定でいます。

 

鳥海湖下、南側の木道を行きます。

鍋森へと続く道のように見えますが、途中鳥海湖方面と

千畳ヶ原方面へと別れます。

ニッコウキスゲがたくさん咲いていました。

 

 

鳥海湖湖畔です。

雪解け水が流れ込む音が絶えず聞こえます。

迫力満点ですね。

 

湖畔を後に笙ヶ岳方面へ。

途中、賽の河原方面へ右折して、

最後は転ばぬよう転ばぬよう。

もくもくと下りのステップ。

一歩一歩入魂。

 

 

延々とおり、

お疲れ山でした。

この日の軌跡です。

この山行データ

歩行距離:15.5km 登り13667m/下り1370m

登山時間;9時間48分(休憩1時間3分含む)

歩数:34,349歩

消費カロリー:2,826kcal

 

鳥海山、まずは今シーズンの第一歩でした。

次回イベントでお待ちしております。

ゴトウでした。

 

 

 

 

 

 

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