春待つ上東山

最近はコロナウイルスの影響で
大変な日々を過ごしている方々おられることでしょう。
一日も早く終息に向かうよう
個人でやれることはやっていかなければと思っております。
せめて健康と気持ちだけはしっかりとしていたい、
そう思っていたところに、
山の先輩たちと青空に誘われて、
登る機会をいただき、
上東山(かみとうざん、秋田県東成瀬村)の登山日記を
アップさせてもらいます。
スタートは、ブナ林の間から早朝の日が差す林道を
シャキシャキと軽快に登るKさんです。
林道わきのマンサクの花でしばし撮影会。
白い雪に浮かぶ黄色と赤は、
この時期の里山ならではのこのコントラスト、
春山を感じる瞬間です。
(写真:Eさん)
カンジキがいらないくらい歩きやすい早朝のブナ林を行く。
(写真:Kさん)
稜線に出ると目指す上東山(右)と東山(左)をバックに。
新雪の雪化粧と青空が綺麗でした。
上東山(右)と東山(左)
左奥には焼石山塊が真っ白に見えていました。
(写真:Kさん)
長い稜線をいく。
いよいよ稜線から鞍部に取りつくと
正面に上東山が聳えています。
登攀ルートをミーティングしながら向かう、
右手向こうの白い焼石山塊にしばし感動しながら・・・。
上東山アタック。
歩いてきた長い雪庇の稜線の向こう、鳥海山がこちらの方を眺めていました。
兎のようなEさん、
もう頂上を満喫している図。
焼石山塊をはじめ360度を一人じめしている図。
(写真:Eさん)
遅ればせながら、
頂上までのキレットのようなラインを登る
後発2人組。
お疲れさんでしたあ!!
上東山頂上です。
左の稜線は本峰 東山(とうざん)です。
今回はタイムアウトで次回にお預けです。
焼石岳山塊が眩しい山頂でした。
(写真:Kさん)
次回の東山へのアタックを約束し、握手を交わす。
(写真:Eさん)
ながい雪庇の稜線の帰路。
午後の陽光が山肌と後発二人組をゆっくりと照らす。
春先に、マンズ咲く(秋田訛り)から、
名前の由来がある マンサクの花が、
万年咲くよと、毎年来いよと
後ろ髪ひいているようでした。
秋田県南部の上東山。
暖冬とはいえ、たっぷりと雪が残り
まだまだ冬を感じさせる奥山でした。
そして、青空の日差しと額を吹き出る汗は
春はそこに、
上東山の春はここに、
そしていろんな春を感じる山行になりました。
気持ちが良かったです。
おはようございます。
まんずはやれることをやろう。
いつも言い聞かせていこうと思います。
今週もよろしくお願いいたします。
ゴトウDoした。