カルデラの青鮒
ホウオゴケ?
と雪を踏みつけないようにとたどり着くと、
、
目の前はたわわに水を湛える
カルデラ湖の原風景が広がっていました。
なにやら大物が潜んでいそうな初冬の湖畔。
そうです、釣りキチ三平の
「カルデラの青鮒」
故矢口高雄先生の著作の舞台になった
貝沼を歩いてきました。
湖面に映る山肌の曲線、
まだ雪を湛えない、
これからすぐにまっ白な世界へと移ることでしょう。
意外に整備されていた貝沼公園、
漫画家、故矢口高雄氏も初期のころ題材にしています。
三平のおじいさんの一平と近所の女友達ユリッペと
3人でこの貝沼でカルデラの青鮒を釣る一大イベント。
ナナカマドの赤が未だ最後の色を映していました。
そして松の木の枯巨木が沼に沈む瞬間、
こんな瞬間、この場所で、
主人公三平は、ここの青鮒と対決していたのか、
想像がワクワクする風景です。
向こうから見下ろす兜山(カブトヤマ)も
三平と青鮒との戦いを
見守ってくれているかのようです。
「 カルデラの青鮒」の一幕です。
小屋裏収納の本棚から見つけ出してみました。
まさにこの生き生きとした瞬間、
ペラペラとページを捲ると
懐かしい当時の興奮が目の前に映し出されます。
この貝沼の麓の集落には、
湯沢市板戸地区のOBのお客様が数件
いらっしゃいます。
普段お付き合いさせていただけるほかに、
春夏秋冬こんな貝沼の自然を
共有させていただけることに感謝です。
ほっと息抜きができて、
三平が語りかけてくれる場所。
全国の三平ファンの皆様に是非おすすめです。
今週もよろしくです。
ゴトウでした^0^7