初詣
東京から秋田県南部湯沢市の
さらに山のほうに移り住んで
早25年が経過し、26年目の初詣を迎えました。
2021年
新年明けましておめでとうございます。
昨年のお目出たかった出来事に感謝し、
今年の行事や予定の無事成就と
世の中の安息を祈願すべく
26年目の初詣、私の住む御嶽堂水天宮へ向かいました。
しかし、昨年から降り続く雪に阻まれて、
「あたしは無理無理」と
神道入口で断念した相方に
では、一人で行ってくるよ、さようならと。
黙々と登ると
背後から
まるで、雪山登山に向かう一人の親父さながらの
動画を撮られていました。
一夜にして股のあたりまで新雪が降り積もっていました。
(足が短いので 笑)
はてこぎしながら登ること30分、
やっと水神宮が見えてきました。
(御嶽堂 水神宮)
はあはあと息を整えながら、
今年も来れたことへの安堵と
ご挨拶の深呼吸の息が混じます。
あまりもの大雪と高齢化が進んだせいでしょうか、
誰の足跡もなかった神道、
それでも誰か他に来てるかなとの期待もむなしく、
(足跡もないのに人が来てたら大変ですよね^0^:)
自分一人だけの初詣とあいなりました。
初詣といえば、
千葉の成田山新勝寺、
御護摩の祈祷など
ここ水神宮では再現できませんが、
蝋燭が1本
それにお供えしたお神酒、
そして感謝と願い。
この味を一生忘れないでいたいものです。
せっかくなので、記念に自撮りしてみました。
まるで、登山で頂上を極めたかのような気分です。
しずり雪の乱れ落ちる神道の
帰路を降ります。
垂り雪などというと情緒ありますが
まるで雪の爆弾です。
杉の木の枝葉に降り積もった雪が
その重みで落下します。
その勢いで他の枝葉の雪を巻きこみ、
地表に落下するとそのスピードたるや
津波や雪崩のような勢いで雪原を走り向かってきます。
新年初詣早々しずれ雪の洗礼を浴び、
心洗われたのではと期待するのでした。
改めまして、
秋田県南の皆様、そしてお客様、
この大雪の中の新年、大変なご苦労があるかと思います。
決して慌てず焦らず冷静に過ごし、
怪我や交通事故に十分ご注意くださいませ。
私もこんな初詣は初めてです。
全国でもこんな初詣をしている方は
いらっしゃらないのではないのでしょうか。
この正月休みは4日連続屋根の雪下ろしです。
ステイホームで雪山登山気分、
毎日雪と(格闘)遊んでおります。
それでは皆さんにいいお年をお祈りしております。
ゴトウでした。